2016.05.11
速読で遊ぶ、軽度発達障害児童。
<のびのび教室に通っていた、生徒の思い出>
・3歳からお絵かき教室に通っていたA君
A君は3歳から小学生になるまで、母親と一緒にお絵かきをやっていました。
母親は、A君が軽度発達障害と病院でいわれていましたが、少しでも成長の手助けができたらと、三年間は一緒に通っていました。
A君は絵を描くというより、線でぐじゃぐじゃの固まりや、丸を描いて、教室の中を行ったり来たりして、みんなが何をしているかを見に出かけていました。
好きなお姉さんのそばにいっては、お姉さんがやっている、同じことをやろうとして、手伝ってもらっていました。
母親は、A君がやりたいといった工作の残りを完成させていました。
また、その完成した作品の、飾るケースを作るなどをしていると、A君はどこまでその作業が進んでいるか、確かめに、時々母親のもとを訪ねていました。
4歳くらいの時、別の部屋で速読、9マス学習をやっていた4人家族の仲間となり、9マスカード遊びを楽しそうに参加していたこともあります。
その遊びが楽しかったのか。
お絵かきを始めるより先に、その遊びをしたいと言って、カードを持ってきたことがきっかけで、カード遊びを始めました。
遊びをした後に続いて、そのカード遊びのことをテーマにして絵を描いていると、それまで5分しか座っていなかったのが、10分、15分と座っている時間が長くなり、変化してきました。
そこで、A君は正式に一ページ9秒そくどくも習うこととなります。最初は、ひらがなを読めるようになり書き順もゆっくりと間違いなく、書けるようになりました。
言葉の獲得は、カード遊びで増やしてゆきました。
小学一年になった現在は、辞書を引き、新しい文字、漢字を自分で学んでいます。
病院での再検診では、正常になっているとの判断をいただき、母親も喜んでいました。
子ども一人ひとりは、ロボットではないので、その発達、成長はまったく同じプロセスをたどるわけではありません。
病院での診断は成長のアドバイスととらえれば、両親が、その成長にどのようにかかわるべきかの判断を促してくれる目安として、決して悩まないということが大切です。
病院や、福祉施設からの判断に一人で悩むことなく、しっかりと親が寄り添うことで、その子にふさわしい成長が出来るはずです。
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