2016.08.12
不安を取る、捉える力を磨く、五感アート!
不安除去で学習能力、思考能力が高まる
「不安」とは何でしょうか。
子どもにとっての、第一の不安は、母親との分離不安です。
愛情の精神的な面、食生活など身の回りの身体的な事に至るまで、幼い子どもにとって不安な材料は沢山あります。
三歳の頃から五歳を過ぎるまで、母親と一緒にのびのび絵画教室で学んでいたM君がいます。
母親のかげに隠れるようにしていたM君。彼は母親とひとつの約束をしていました。
幼稚園の年長になったら教室に一人で行くという約束です。
母親にお絵かきに来るようになった理由をお聞きしました。
すると、M君は絵を自分で描く自信が無く、母親に絵を描いてもらうおねだりをしていたようです。
自分の思考に、手などの運動能力がついてゆかないなどの苛立ちを持つお子様が、時折いらっしゃいます。それを見て、下手だから描けないという判断をなさらないでください。
自分の思考の中では、ある完成したものがはっきりと浮かんでいるのかもしれません。
母親に描いてとねだった子どもが「そうではない」「大きく描いて」などと、注文をつけている事があります。
つい「自分で描いたら!」などと言っていたとしたら、その何気ない一言が、母親からの分離不安の種を子どもの心に残す事になりかねません。
母親には甘えられない!
そんな気持ちの引き金となる材料を残さないようにしてください。
M君の母親はM君の側にいてあげる事で、その心身の成長を見守ってあげました。
平均的なものの見方をして、つい忘れがちな事は、自分の子どもの特質です。
性格とは違います。まだまだ眠っている鉱脈の様なものが、あると信じる事が大切なのではないでしょうか。
鳥の巣立ちと似た姿と思えば、皆様の子育てを少し見直すチャンスになるのではと思います。
ヒナが大きな口をあけて、「ピー」「ピー」鳴いている姿だったのが、あっという間に成長し、巣から飛び立ってゆきます。するとつい大きな口をあけていた事など忘れがちです。
人間は鳥と違い少し手がかかります。
お子様のひとり立ちの時期のキーワードを発見する事も楽しみな事ではないでしょうか。
待つ忍耐も母親の成長につながります。
M君は、母親が手を貸そうとすると「自分でやる」といった、創作に対するこだわりを持っていて、一人でやり遂げる意思が、心の奥に秘められていました。
M君が小学校に入学した頃、同じ幼稚園で学んでいた、年下のR君がM君を慕って、教室に通い始めました。
5歳から6歳と言うと、自分は絵が下手という意思が芽生える頃です。
好きで描いていた絵が集団の中で飾られる事で、上手下手の劣等意識が生まれます。
R君もそうでした。
絵を習いに来たというより、M君の家に並べてあった工作を見て自分も作りたいという思いでやってきたのです。
始めの頃は、大きな画用紙の下に車を小さく描いていました。
小学二年の後半、M君はたたみ一畳位の小屋を作り始めました。
R君も後を追うように、大きなベニヤ板を切る、ねじ止めの作業に入りました。
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二人は板に大きな横二メートル、たて一メートルの車の絵を描きました。そんな作業の合間にR君に絵を描いてもらうと、大きな木の絵を描きました。
何本も、そして、クワガタ、カブトムシを沢山描きました。木は自分自身を意味しています。
沢山の木は友達、家族などを意味しています。
翌週も大きな木の絵を描いてくれました。
R君は、自然に絵を描いていました。
子どもはそれぞれさまざまな不安を持っています。
それを除去するには母親が一番です。
その子どもの満足した心は、愛が溢れ、友達の不安をも除去する愛情に変化している様です。
子育てのコツ!子どものためと思ってやった事で、自分の子どもの心は育ち、友達の成長の為にひと役買うようになる!
良い事は伝わるものですね。
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